エルデンリングで強敵と対峙した際、「パリィ」というテクニックが攻略の鍵を握ることがあります。しかし、「エルデンリングパリィのやり方が分からない」「タイミングが難しくて成功しない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。敵の攻撃を見切ってカウンターを決める姿はまさに最強ですが、そのためにはパリィのフレームや種類を理解する必要があります。
また、どの盾おすすめなのか、どの戦技おすすめなのかといった装備選びも重要です。中にはパリィができない攻撃や、そもそもパリィが効かないできない敵、そして厄介なポスも存在します。この記事では、パリィ成功のコツから練習方法まで、あなたの疑問を解決するために必要な情報を網羅的に解説していきます。
- パリィの基本的なやり方と成功のコツ
- パリィ性能を決めるフレームの仕組み
- 初心者におすすめの盾や戦技の選び方
- パリィが有効な敵と無効な敵の見分け方
エルデンリングパリィの基本とやり方
- エルデンリングパリィの基本的なやり方
- パリィの成功を決める発生フレームとは
- パリィ可能な武器とバックラーなどの種類
- パリィできる攻撃とできない攻撃の見分け方
- 一部の強靭が高い敵などパリィできない敵
- パリィに適した戦技の基本的な知識
エルデンリングパリィの基本的なやり方
エルデンリングにおけるパリィは、敵の攻撃に合わせてタイミング良くボタンを押し、攻撃を弾いて体勢を崩させる高等技術です。成功すると、敵は大きく体勢を崩し、致命の一撃を入れる絶好のチャンスが生まれます。
基本的なやり方は、パリィが可能な盾や武器を左手に装備し、戦技ボタン(L2/LT)を押すことです。非常にシンプルですが、最も重要なのはそのタイミングにあります。
パリィ成功のタイミング
パリィを成功させるコツは、「敵の攻撃が自分に当たる直前」を狙うことです。敵が武器を振りかぶった瞬間ではなく、武器を振り下ろし、まさに攻撃がヒットする瞬間に戦技ボタンを押す意識を持つと成功しやすくなります。
最初はタイミングが難しく感じるかもしれませんが、まずはリエーニエの関門前などにいる雑兵など、動きが分かりやすい敵を相手に練習を繰り返すのがおすすめです。敵のモーションをよく観察し、自分なりのタイミングを掴むことが上達への近道となります。
最初は失敗してダメージを受けることが多いですが、諦めずに挑戦することが大切です。パリィが成功した時の爽快感は格別ですよ!
パリィの成功を決める発生フレームとは

パリィの成功率を語る上で欠かせないのが「フレーム」という概念です。ゲームは1秒間に何枚もの静止画(フレーム)を連続表示して映像を動かしており、パリィの性能もこのフレーム単位で管理されています。
パリィのモーションは、大きく分けて以下の3つの段階で構成されています。
- 発生フレーム:ボタンを押してから実際にパリィ判定が出るまでの時間。短いほど高性能です。
- 持続フレーム:パリィ判定が続いている時間。長いほど成功しやすいです。
- 硬直フレーム:パリィモーションが終わり、次の行動に移れるまでの時間。
つまり、発生が早く、持続が長いパリィほど、敵の攻撃に合わせやすく、性能が高いと言えます。例えば、「バックラー」のような小盾は、中盾に比べてこの発生フレームが非常に短く設定されているため、初心者でもパリィを成功させやすいのです。
代表的なパリィのフレーム性能比較
以下は代表的なパリィ手段の性能を比較した表です。数値はアップデートにより変動する可能性がありますが、性能差の参考にしてください。
| パリィ手段 | 発生フレーム | 持続フレーム | 特徴 |
|---|---|---|---|
| バックラーパリィ | 最速クラス | 長い | 発生が早く、初心者におすすめ。 |
| 戦技「黄金のパリィ」 | 速い | 最長クラス | パリィ判定の距離と持続が非常に長い。 |
| 戦技「カーリアの返報」 | 速い | 長い | 魔法をかき消し、FP消費なしで使える。 |
| 小盾・中盾(標準) | 標準 | 標準 | 一般的な性能。タイミングがシビア。 |
このように、使用する盾や戦技によってパリィ性能が大きく異なることを理解し、自分に合ったものを選ぶことが成功率アップに繋がります。
パリィ可能な武器とバックラーなどの種類
エルデンリングでは、全ての武器や盾でパリィができるわけではありません。パリィが可能な装備は特定のカテゴリに限られています。
主にパリィが可能な装備の種類は以下の通りです。
- 小盾(スモールシールド)
- 中盾(ミディアムシールド)
- 拳武器・爪武器の一部
- 一部の曲剣や刺剣
特に「バックラー」に代表される小盾は、前述の通りパリィの発生フレームが早く、初心者から上級者まで幅広く愛用されています。まずは小盾でパリィの感覚を掴むのが良いでしょう。
中盾でも戦技「パリィ」を付ければ可能ですが、小盾に比べて発生が遅くタイミングがシビアになる傾向があります。ただし、物理カット率などの防御性能は中盾の方が優れているため、プレイスタイルに応じて選択するのが重要です。
パリィができない装備
一方で、大盾(グレートシールド)や一部の武器ではパリィはできません。これらの装備は、代わりに「ガードカウンター」を狙ったり、強固なガードで攻撃を受け止めたりする戦い方が主体となります。装備を変更する際は、その装備がパリィ可能かどうかを事前に確認しておきましょう。
パリィできる攻撃とできない攻撃の見分け方
パリィは万能ではなく、成功させられる攻撃には限りがあります。どの攻撃がパリィできて、どれができないのかを理解することは、無駄な被弾を減らす上で非常に重要です。
パリィできる攻撃の基本

基本的に、パリィが可能なのは「武器による物理攻撃」です。剣や斧、槍など、敵が武器を振るって繰り出す攻撃の多くが対象となります。人型の敵が繰り出す攻撃は、そのほとんどがパリィ可能と考えて良いでしょう。
一方で、以下の攻撃は原則としてパリィすることができません。
- 魔法や祈祷、ブレス系の攻撃
- ジャンプ攻撃や落下攻撃
- 掴み攻撃(グラブ)
- 敵の身体そのものを使った攻撃(体当たり、尻尾など)
- 一部の戦技や特殊攻撃
- 二刀流の同時攻撃
見分ける簡単なコツは、「敵が左手(プレイヤーから見て右側)に持っている武器や盾での攻撃はパリィしにくい」と覚えておくことです。また、明らかに物理攻撃ではない光線や炎などはパリィできない、と判断するのが安全ですね。
特に、ローデイル騎士などが使う盾攻撃はパリィできないため、見極めが肝心です。全ての攻撃をパリィしようとせず、確実に弾ける攻撃だけを狙う冷静な判断力が求められます。
一部の強靭が高い敵などパリィできない敵
攻撃の種類だけでなく、一部の敵は、特定の攻撃に対してパリィが効かない、あるいは全くパリィを受け付けない場合があります。
パリィが効かない、または非常に困難な敵の例として以下が挙げられます。
- 超大型のボス(例:火の巨人、竜など)
- ゴーレムやトロルなどの巨人系の敵
- 忌み潰しや大柄な獣人など、一部の強靭が高い敵
- 結晶人(一度体勢を崩した後のみ有効)
これらの敵は、そもそも攻撃モーションがパリィの対象外であったり、強靭が高すぎてパリィをしても体勢を崩さなかったりします。特に、人間とはかけ離れた骨格を持つ巨大な敵に対しては、パリィを狙うこと自体が悪手になることが多いです。
パリィが効かない敵への対処法
パリィが通用しない敵と戦う際は、戦術を切り替える必要があります。ローリングによる回避を主体にし、攻撃後の隙を狙ってダメージを与えたり、ガードカウンターやジャンプ攻撃で体勢を崩したりするのが有効です。「この敵にはパリィが効かない」と早めに見切りをつけることも、攻略の重要なポイントになります。
パリィに適した戦技の基本的な知識

パリィの性能は、装備している盾だけでなく、セットしている「戦技」によっても大きく変化します。標準の戦技「パリィ」以外にも、特殊な効果を持つパリィ専用戦技が存在し、これらを活用することでパリィの成功率やリターンを大きく向上させられます。
代表的なパリィ系戦技は以下の3つです。
- パリィ:最も標準的な戦技。小盾や中盾、一部の武器に付与できます。
- 黄金のパリィ:パリィの有効範囲と持続フレームが大幅に向上する戦技。少し離れた敵の攻撃も弾くことができます。
- カーリアの返報:魔法や祈祷をかき消し、FPを消費せずに光の刃で反撃できる特殊な戦技。物理攻撃に対するパリィ性能も高いです。
これらの戦技は、それぞれにメリット・デメリットがあります。例えば、「黄金のパリィ」は非常に高性能ですが、FPを消費します。一方、「カーリアの返報」は魔法に対して絶大な効果を発揮しますが、物理パリィのタイミングは標準パリィと若干異なるため慣れが必要です。
戦技は、リエーニエの東にいる「騎士ベルナール」から購入したり、特定のスカラベを倒したりすることで入手できます。自分のプレイスタイルや、これから挑むボスに合わせて戦技を付け替える戦略も非常に有効です。
エルデンリングパリィ成功率を上げるコツ
- パリィ初心者向けの戦技おすすめ3選
- 序盤から入手できるパリィ用の盾おすすめ
- 最強のパリィを狙える武器と戦技の組み合わせ
- 覚えておきたいポスごとのパリィタイミング
- エルデンリングパリィを練習して強敵を倒そう
パリィ初心者向けの戦技おすすめ3選

数あるパリィ系戦技の中から、特に初心者が扱いやすく、成功率を上げやすいおすすめの戦技を3つ紹介します。これらの戦技を活用すれば、パリィの感覚を掴みやすくなるはずです。
1. 黄金のパリィ
最も初心者におすすめしたい戦技が「黄金のパリィ」です。最大の特徴は、パリィの有効範囲が前方広範囲に拡大される点にあります。これにより、敵の攻撃との距離感を多少間違えてもパリィが成功しやすく、精神的な余裕が生まれます。持続フレームも長いため、タイミングのシビアさも緩和されます。FPを消費する点がデメリットですが、それを補って余りある性能を誇ります。
2. カーリアの返報
「カーリアの返報」は、物理攻撃に対するパリィ性能が高いことに加え、魔法や祈祷をかき消せるという唯一無二の能力を持っています。輝石魔術を多用してくるボスなどに対して絶大な効果を発揮します。FP消費なしでパリィが可能な点も大きな魅力です。ただし、魔法をかき消した際に見えない光の刃が展開されるため、対人戦での使用には注意が必要です。
3. バックラーパリィ
これは厳密には戦技ではなく、小盾「バックラー」が持つ専用スキルです。しかし、その性能は他のパリィ系戦技と比較しても遜色ありません。発生フレームが全パリィ中で最速クラスであり、敵の素早い攻撃にも対応しやすいのが特徴です。FPを消費しないため、気軽に使用できる点も初心者には嬉しいポイントです。まずはバックラーでパリィの基礎を学ぶのも良い選択肢と言えます。
| 戦技名 | おすすめ度 | メリット | 入手場所のヒント |
|---|---|---|---|
| 黄金のパリィ | ★★★★★ | 有効範囲と持続が長く、成功しやすい | アルター高原、王都外廓のスカラベ |
| カーリアの返報 | ★★★★☆ | 魔法を無効化でき、FP消費なし | カーリアの城館のNPC「ピディ」から購入 |
| バックラーパリィ | ★★★★☆ | 発生が最速クラスで、FP消費なし | 素性「盗賊」の初期装備、または円卓のNPCから購入 |
序盤から入手できるパリィ用の盾おすすめ
パリィを練習する上で、序盤から入手できる高性能な盾を知っておくことは非常に重要です。リエーニエに到達する前でも、優れたパリィ用の盾を手に入れることができます。
最優先で入手したい「バックラー」
序盤におけるパリィ用の盾として、最もおすすめなのが「バックラー」です。前述の通り、専用スキル「バックラーパリィ」は発生が非常に早く、他の盾でパリィするよりも遥かに成功率が高まります。素性が「盗賊」であれば初期装備ですが、そうでなくても円卓にいる「ゴストーク」から600ルーンで購入可能です。リムグレイブを探索して少しルーンを稼げば、すぐに手に入れることができます。
その他の選択肢
バックラー以外では、リムグレイブの祝福「関門前」の近くにいるゴドリック兵がドロップする「鉄の円盾」も選択肢に入ります。これは物理カット率100%の小盾であり、ガード性能とパリィを両立したい場合に便利です。戦灰で「黄金のパリィ」などを付与すれば、非常に強力なパリィ用盾として活躍してくれるでしょう。
まずは「バックラー」の入手を最優先目標にするのがおすすめです。その圧倒的な使いやすさを体感すれば、きっとパリィの楽しさに目覚めるはずです!
最強のパリィを狙える武器と戦技の組み合わせ

パリィを極める上で、どの装備と戦技を組み合わせるかは非常に重要なテーマです。「最強」の定義はプレイスタイルや状況によって異なりますが、ここでは汎用性が高く、多くの場面で活躍できる組み合わせをいくつか紹介します。
組み合わせ1:バックラー + 慈悲の短剣
王道かつ最も安定した組み合わせです。バックラーの高性能なパリィで敵の体勢を崩し、致命の一撃のダメージ倍率が最も高い「慈悲の短剣」で追撃します。これにより、致命ダメージを最大化することができます。短剣は軽量なため、メイン武器を別に持ちながらでも装備しやすいのが利点です。
組み合わせ2:任意の盾 + 戦技「黄金のパリィ」
とにかくパリィの成功率を最優先するならこの組み合わせです。「黄金のパリィ」の広範囲・長持続という特性を活かし、多少のタイミングのズレをカバーしながら安定してパリィを狙います。盾は物理カット率や受け能力を考慮し、中盾などを選ぶのも良いでしょう。致命用の武器は前述の「慈悲の短剣」が最適です。
応用編:ダガーにパリィ戦技を付ける
左手に盾を持つのではなく、「ダガー」や「パリングダガー」といった武器にパリィ系の戦技を付与する方法もあります。これにより、盾を装備せずにパリィが可能となり、二刀流スタイルなど、より攻撃的なビルドとパリィを両立させることができます。ただし、ガードができないため、失敗した時のリスクは高くなります。
最終的には、自分が最もタイミングを合わせやすいと感じる組み合わせを見つけることが「最強」への道です。色々な武器や戦技を試して、自分だけのお気に入りセットアップを探してみてください。
覚えておきたいポスごとのパリィタイミング

エルデンリングに登場する多くのポス(ボス)には、パリィが有効な攻撃が存在します。ここでは、特にパリィが攻略の鍵となる代表的なボスと、その狙い目となる攻撃モーションを解説します。
ボスの攻撃はディレイ(タイミングをずらす)を多用してくるため、モーションをよく見てからボタンを押すことが重要です。
坩堝の騎士
パリィの練習相手として最適なボスの一人です。剣を横に振る攻撃や、突き攻撃のほとんどがパリィ可能です。特に、剣を右に構えてから大きく踏み込んでくる薙ぎ払いは、モーションが分かりやすく狙い目です。逆に、盾での攻撃や尻尾、翼での攻撃はパリィできないので注意しましょう。
忌み鬼、マルギット/モーゴット
杖や剣を使った攻撃の多くがパリィ可能です。特に、右手の剣で斬りかかってくるモーションは比較的タイミングが合わせやすいです。ただし、光の武器を使った攻撃や、連続攻撃の最終段などはタイミングが異なるため、慣れるまでは単発の攻撃に絞って狙うのが安全です。
鈴玉狩り
動きはトリッキーですが、パリィが非常に有効なボスです。剣が赤く光り、浮遊させながら回転させて突撃してくる攻撃が絶好のパリィチャンスとなります。この攻撃に合わせてパリィを置くように出すと、面白いように決まります。
ここで挙げたボス以外にも、多くの人型ボスにはパリィが有効です。一度負けてしまっても、リトライする中で「この攻撃はパリィできるかもしれない」と分析し、挑戦してみるのが攻略の醍醐味ですね。
エルデンリングパリィをマスターして強敵を倒そう
この記事では、エルデンリングにおけるパリィの全てを解説しました。最後に、パリィをマスターするための重要なポイントをまとめます。
- パリィの基本は敵の攻撃が当たる直前にL2ボタン
- 成功の鍵は発生が早く持続が長いフレーム性能
- 初心者には専用スキルを持つバックラーが最適
- 戦技「黄金のパリィ」は有効範囲が広くおすすめ
- 戦技「カーリアの返報」は魔法対策としても優秀
- パリィできるのは基本的に武器による物理攻撃
- ジャンプ攻撃や掴み攻撃はパリィできない
- 超大型の敵や一部の強靭が高い敵には効かない
- まずは動きの遅い雑兵でタイミングを練習する
- 致命の一撃にはダメージ倍率が高い慈悲の短剣が有効
- 坩堝の騎士は絶好のパリィ練習相手
- ボスの攻撃はディレイに注意してモーションを見極める
- 失敗を恐れず何度も挑戦することが上達への一番の近道
- パリィは必須テクニックではないので戦術の一つとして活用する
- 自分に合った盾と戦技の組み合わせを見つけることが重要
パリィは習得が難しい分、成功した時の見返りが非常に大きいテクニックです。強敵を華麗に捌き、致命の一撃を叩き込む快感は、エルデンリングの戦闘をさらに奥深いものにしてくれるでしょう。この記事を参考に、ぜひパリィの練習に励んでみてください。

