『エルデンリング』ブライヴの全イベント攻略!装備入手や生存ルートも解説

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株式会社フロム・ソフトウェアが開発し、世界的な大ヒットを記録したアクションRPG『エルデンリング』。その魅力は、広大で美しいオープンワールドや、歯ごたえのある戦闘システムだけに留まりません。この過酷な世界で出会う、謎に満ちたキャラクターたちとの交流もまた、多くのプレイヤーを惹きつけてやみません。中でも、狼の姿をした実直な戦士エルデンリング ブライヴは、その忠誠心の強さと悲劇的な運命から、特に人気の高いキャラクターの一人です。

しかし、彼のイベントは複数の要素が複雑に絡み合っており、「霧の森で遠吠え聞こえない」「約束の場所に行ったのにいない」といった壁にぶつかる褪せ人も少なくないでしょう。物語を進める中で、彼がなぜ封牢に囚われるのか、ラニイベントにおける真の役割とは何か、そして彼は本当に裏切り者だったのかという核心に迫る疑問も生まれてきます。ブライヴシーフラ河での共闘から、彼の象徴的な装備や頭装備の入手方法、そして誰もが願う生存ルートの有無に至るまで、その物語は謎と魅力に満ちています。この記事では、ブライヴに関するあらゆるイベントを徹底的に掘り下げ、あなたの旅がより深いものになるよう、全ての謎を解き明かしていきます。

  • ブライヴのイベントを最初から最後まで進める手順
  • イベント進行で詰まりやすいポイントの具体的な解決策
  • ブライヴの物語上の役割と悲劇的な結末の真相
  • ブライヴ装備一式と「黒き狼の頭」の入手方法

『エルデンリング』ブライヴの物語序盤と会う方法

  • ラニイベントにおけるブライヴの役割
  • 遠吠え聞こえない?霧の森でのイベント
  • ブライヴがいない場合の主な原因と対処法
  • ブライヴシーフラ河で会うための条件
  • なぜブライヴは封牢に囚われたのか

ラニイベントにおけるブライヴの役割

半狼ブライヴの物語を深く理解するためには、魔女ラニとの主従関係が絶対的な鍵となります。彼は、デミゴッド(神人)であるラニに仕えるために「二本の指」によって与えられた影従の獣であり、彼女の最も信頼する腹心として、その剣を捧げています。

結論から言うと、ブライヴの個人クエストというものは存在せず、彼の物語はすべてラニの壮大なイベントラインに完全に組み込まれています。したがって、ブライヴの足跡を追うことは、そのままラニと共に運命に抗う旅路を歩むことと同義なのです。

雪の魔女ラニは、黄金律と大いなる意志、そしてそれらを代行する「二本の指」の支配から完全に脱却するという、神をも恐れぬ大いなる反逆を企てています。ブライヴはその計画において最も重要な実行役として、計画の鍵となる場所「永遠の都、ノクローン」への道を探し出すという使命を帯びています。プレイヤーは、褪せ人としてこのブライヴの探索に協力する形で、エルデンリングの物語の核心へと深く関わっていくことになります。

ブライヴとラニの揺るぎない関係性

  • 絶対的な忠誠: ブライヴはラニ個人に忠誠を誓っており、彼女の意志を自身の意志としています。二本の指の命令よりもラニの言葉を優先します。
  • 運命共同体: ラニの運命を切り開くため、いかなる困難にも共に立ち向かいます。その絆は単なる主従関係を超えています。
  • 完全なイベント連動: ブライヴの行動は常にラニのクエスト進行度とリンクしています。彼に会えなくなった時は、まずラニの状況を確認するのが定石です。

このように、ブライヴは単なるお助けNPCではなく、世界の理に挑むラニの刃であり、物語の方向性を決定づける羅針盤のような存在です。彼の言動の一つひとつに注意を払うことで、狭間の地に隠された神々の思惑や、キャラクターたちの複雑な人間関係がより鮮明に見えてくるでしょう。

遠吠え聞こえない?霧の森でのイベント

プレイヤーがブライヴと初めて言葉を交わすのは、リムグレイブの東部に広がる「霧の森の廃墟」です。しかし、多くの褪せ人が最初に経験するであろう「NPCに会えない」という壁がここにあります。ただ廃墟を訪れただけでは彼の姿はなく、「遠吠えが聞こえない」「どこにいるか分からない」と、森を彷徨うことになりがちです。

ブライヴと出会うためには、いくつかの手順を踏む必要があります。まず「霧の森の廃墟」を訪れ、どこかから響く狼の遠吠えを耳にすることが全ての始まりです。この遠吠えを確認したら、スタート地点にも近い「エレの教会」へ向かい、そこにいる流浪の民の商人カーレに話しかけてください。

カーレに会話の選択肢「霧の森の遠吠えについて」を選ぶと、彼は心当たりがある素振りを見せ、ジェスチャー「指鳴らし」をプレイヤーに授けてくれます。この一見単純なジェスチャーこそが、寡黙な半狼の戦士をプレイヤーの前に呼び出すための唯一の鍵となるのです。

霧の森でブライヴに会うための確定手順

  1. まず、リムグレイブの「霧の森の廃墟」へ向かい、建物の高い場所から聞こえる狼の遠吠えを確認します。
  2. 次に、「エレの教会」の祝福のそばにいる商人カーレと会話し、「霧の森の遠吠えについて」を選択します。
  3. カーレからジェスチャー「指鳴らし」を習得します。
  4. 再び「霧の森の廃墟」へ戻り、遠吠えが聞こえた辺り(廃墟の中央付近)で習得した「指鳴らし」を使用します。
  5. すると、それまで姿の見えなかったブライヴがプレイヤーの眼前に現れ、会話イベントがスタートします。

この出会いの場で、ブライヴは「主なき猟犬」の騎士団員でありながら脱走し、裏切り者となった「ダリウィル」という騎士を探していることを打ち明けます。そして、プレイヤーにその討伐への協力を依頼してきます。この共闘の約束こそが、ラニへと繋がる長い物語の序章となるため、必ずジェスチャーを入手して彼との邂逅を果たしましょう。

イベントが発生しない場合の注意点

遠吠え自体が聞こえない場合、ゲーム内の時間帯や天候が影響している可能性があります。祝福で時間を進めたり、一度別のエリアへファストトラベルしてから戻ったりすることで状況が変化することがあります。また、ゲームを大きく進めてしまい、ケイリッドのラダーン祭りなどの大規模イベントが始まっている場合、この初対面イベント自体がスキップされてしまうため、注意が必要です。

ブライヴがいない場合の主な原因と対処法

ブライヴのイベントは長大で、様々な場所を移動するため、「次の目的地のはずなのにブライヴがいない」という事態は非常に頻繁に起こります。これはバグや不具合ではなく、プレイヤーのゲーム進行度に応じて彼の居場所や状態がリアルタイムで変化しているために起こる現象です。

もしブライヴの姿が見えなくなってしまった場合、考えられる主な原因と具体的な対処法を以下にまとめました。

「あれ、ブライヴどこ行った?」は、エルデンリングプレイヤーの「あるある」ですよね。でも大丈夫、大抵はちゃんと理由があって別の場所にいます。焦らず、まずは自分の進行状況を確認してみましょう。

状況 考えられる原因 対処法・確認場所
霧の森にいない すでにダリウィル討伐を終え、次の段階に進んでいる。もしくはラダーン祭りが始まっている。 シーフラ河の崖際、またはケイリッドの赤獅子城を確認する。
シーフラ河にいない ラニに仕える前である。または、すでにラダーン討伐の相談を終えている。 まずラニの魔術師塔でラニに仕える。相談後の場合は赤獅子城へ向かう。
赤獅子城にいない まだラダーン祭りの開催条件を満たしていない。 アルター高原に到達するか、ラニのイベントを「災いの影」撃破まで進める。
どこにもいない ラニのイベントが進行し、イジーによって「王家領の封牢」に囚われている。 スリーシスターズ南西にある「王家領の封牢」へ向かい、中にいるブライヴと会話する。

特に大きな分岐点となるのが、ケイリッドの赤獅子城で開催される「ラダーン祭り」です。この祭りの開催条件が満たされると、ブライヴは他のイベントを一時中断し、ラダーン討伐のために赤獅子城へと自動的に移動します。ラダーン撃破後は、リムグレイブ東部の隕石落下地点付近に移動し、ノクローンへの道が開けたことをプレイヤーに伝えてくれます。

このように、ブライヴの居場所はストーリーの進行度と密接にリンクしています。もし彼を見失ってしまったら、まずは自分のクエスト手帳の代わりとして、ラニ、イジー、セルブスといった関連NPCとの会話内容を思い出し、彼らの話から次の目的地を推測するのが最も確実な対処法と言えるでしょう。

ブライヴシーフラ河で会うための条件

霧の森でブライヴと出会い、裏切り者ダリウィルを共に討伐した後、次に彼と本格的に関わることになる舞台は、地底に広がる幻想的な世界「シーフラ河」です。星空のような天井が美しいこの場所で、プレイヤーはノクローンへの道を探す彼と再会し、本格的にラニの計画に協力していくことになります。

ただし、シーフラ河へ到達しただけではブライヴの姿はありません。彼をシーフラ河に出現させるには、まず彼の主君である魔女ラニに謁見し、彼女の部下として正式に認められるという手順が必須です。

そのためには、まず湖のリエーニエの北西にそびえる「カーリアの城館」を攻略し、その奥にあるスリーシスターズと呼ばれるエリアへ進出する必要があります。エリア内にある「ラニの魔術師塔」の最上階でラニと会話をし、「魔女ラニに仕える」と忠誠を誓いましょう。すると、ラニから仲間であるブライヴ、イジー、セルブスの3人を紹介され、彼らと話すよう促されます。

シーフラ河でブライヴに会うまでの確定ルート

  1. 湖のリエーニエにある「カーリアの城館」をボスまで攻略します。
  2. 城館の先にある「ラニの魔術師塔」の最上階で魔女ラニに仕えることを誓います。
  3. 塔の1階に幻影として出現したブライヴに話しかけ、シーフラ河で落ち合う約束を取り付けます。
  4. リムグレイブの「霧の森の井戸」などからエレベーターでシーフラ河へ降ります。
  5. 祝福「シーフラ河、岸辺」から北東の崖沿いに進んだ先で、焚火のそばにいるブライヴと会話します。

シーフラ河で再会したブライヴは、永遠の都ノクローンがこの上空にあるはずが見当たらないこと、そしてその原因が星の運行が止められていることにあると推察します。そして、星の運行を止めている張本人こそが、デミゴッド最強と謳われる「星砕きのラダーン」であると結論付けます。この会話の後、物語の大きな節目となるラダーン祭りへとプレイヤーを導いていくのです。

抜け道?セルブスからの紹介状

実は、ラニに会う前に、仲間の一人である魔術師セルブスの塔を訪れることで、「ブライヴへの紹介状」を受け取ることができます。これをシーフラ河のブライヴに渡すと、彼のリアクションが少しだけ変化し、お礼として「 smithing stone [2] 」がもらえます。ストーリーの本筋に影響はありませんが、アイテムをコンプリートしたい場合や、キャラクターの異なる側面を見たい場合は、先にセルブスに会っておくのも一興です。

なぜブライヴは封牢に囚われたのか

ラダーンを打ち破り、ノクローンを探索し、ラニのイベントが順調に進んでいくと、ある時点でブライヴが忽然と姿を消します。そして、彼がリエーニエの「王家領の封牢」に囚えられてしまっているという衝撃的な事実が判明します。

あれほどラニに忠誠を尽くしてきた彼が、なぜ仲間によって封じられなければならなかったのか。その悲しい理由は、彼らの仲間であり、ラニ一派の軍師でもある巨人イジーとの会話で明らかになります。

ブライヴは、二本の指が神人であるラニに与えた「影従の獣」です。この影従の獣には、主を守るという使命と共に、仕える神人が二本の指の律に背いた時、狂気に陥り、主を害する裏切り者へと変貌するという、恐ろしい呪われた宿命がプログラムされていました。ラニを家族のように想うイジーは、彼女が二本の指へ本格的に反旗を翻すにあたり、ブライヴがその宿命から逃れられず、いずれラニを傷つけてしまうことを何よりも恐れたのです。

これは決して裏切りや罰などではありません。むしろ、ブライヴの忠誠心と彼の身を誰よりも信じながらも、抗えない宿命から彼とラニの両方を守ろうとした、イジーなりの苦渋に満ちた愛情だったのですね。プレイヤーが封牢を訪れると、イジーが「すまない、俺が閉じ込めた」と罪を認め、「彼を頼らないでくれ」と懇願してきます。

封牢の中でブライヴと話すと、彼は自分が閉じ込められた理由を全く理解しておらず、イジーを微塵も疑うことなく、ただひたすらにラニの身だけを案じ続けています。その姿は痛々しくも、彼の曇りなき忠誠心を浮き彫りにします。プレイヤーは彼を封牢から解放するか、イジーの判断を尊重してそのままにしておくかを選択できます。どちらを選んでもラニのイベントの結末そのものに変化はありません。しかし、ラニ一派が背負う宿命の重さと、彼らの絆の深さを知る上で、絶対に避けては通れない重要なイベントと言えるでしょう。

『エルデンリング』ブライヴのイベント後半と結末

  • ラニの裏切り者という噂の真相
  • ブライヴの生存ルートは存在するのか?
  • ブライヴの装備一式の入手方法
  • 黒き狼の頭の入手場所について
  • 半狼の英雄エルデンリング ブライヴの魅力

ラニの裏切り者という噂の真相

物語の終盤、特にラニの計画に協力しない選択をした場合や、胡散臭い魔術師セルブスの口車に乗せられた場合、ブライヴがラニを裏切ったかのような情報がプレイヤーの耳に入ることがあります。セルブスに至っては、彼を「いずれラニを裏切る愚かな獣」と断じ、プレイヤーに敵対させようと様々な策謀を巡らせます。

しかし、これは明確に否定できます。結論から言えば、ブライヴが自らの意志でラニを裏切ることは決してありません。

彼の行動原理は、最初から最後まで徹頭徹尾、ただ一つ「主であるラニのために」という点に集約されています。彼が時にプレイヤーと別行動を取ったり、封牢に囚われたりしたのは、すべてラニの計画を成功させるため、あるいは彼の悲劇的な宿命を案じた仲間たちの苦渋の配慮によるものです。「裏切り者」という風聞は、ラニの計画を妨害しようとする敵対勢力によるプロパガンダか、複雑な事情を知らない者たちの完全な誤解に過ぎないのです。

偽物「災いの影」の存在

ラニのイベントを進めると、プレイヤーは「永遠の都、ノクローン」の奥地や「月光の祭壇」へと続く道で、ブライヴと瓜二つの姿をした敵対NPC「災いの影」と戦うことになります。これは二本の指がラニを抹殺するために送り込んだ刺客であり、本物のブライヴではありません。しかし、この偽物の存在が、ブライヴが裏切り者であるという誤解をプレイヤーに与える一因となっていることは間違いないでしょう。

ブライヴの揺るぎない忠誠心は、ラニのイベントを最後まで進めることで、痛いほどの感動と共にプレイヤーに伝わってきます。彼は、影従の獣にプログラムされた「主への反逆」という宿命に最後の最後まで抗い続け、自らの正気を保とうと必死にもがき苦しむのです。その姿は、英雄的であり、あまりにも悲劇的です。

ブライヴの生存ルートは存在するのか?

その実直で義理堅い人柄、そして褪せ人であるプレイヤーへの信頼と協力的な姿勢から、多くのプレイヤーがブライヴの生存を願い、その方法を探したことでしょう。しかし、これはエルデンリングという物語の核心に触れる部分でもありますが、残念ながら、現在のゲームバージョンにおいてブライヴの生存ルートは存在しません。

この悲劇的な結末は、数々の賞を受賞した本作の物語性を象徴しています。『エルデンリング』は、日本ゲーム大賞2022で年間作品部門の大賞に輝くなど、世界的にその奥深いストーリーが高く評価されており、抗えない運命や宿命というテーマが一貫して描かれています。

ラニがプレイヤーの助けを得て二本の指の束縛から完全に解放され、彼女自身の運命をその手に掴んだ時、皮肉にもブライヴに課せられた「監視役」としての役割も終わりを迎えます。そして、影従の獣としての避けられない宿命が、ついに彼を捕らえるのです。

主が律から解き放たれたことを見届けた後、彼の精神はついに狂気の波に飲み込まれてしまいます。ラニの魔術師塔の前に佇む彼は、もはやプレイヤーの知る理知的で心優しい戦士ではありません。近づく者すべてを「ラニを害する敵」とみなし、襲いかかってきます。

これが、彼が望んだ結末でないことは明らかです。最後の最後まで彼はラニを想い、狂気に抗っていました。塔の周囲には、彼が己の理性と戦いながらも、ラニを守るためにたった一人で斬り伏せたであろう黒き刃の刺客たちの無数の骸が転がっており、彼の最後の戦いの壮絶さを無言で物語っています…。

プレイヤーは、かつて背中を預け合った友に安らかな眠りを与えるため、そしてラニの新たな旅立ちを守るため、剣を交えなければなりません。これはエルデンリングの中でも特に悲劇的で、多くのプレイヤーの心に深く刻まれるイベントの一つです。

ブライヴの装備一式の入手方法

ブライヴが纏っていた、狼の意匠が施された特徴的な鎧は、彼の長大なイベントを最後まで見届けることで、プレイヤーも入手可能です。

入手方法は非常にシンプルです。ラニのイベントを完遂させた後、スリーシスターズにある「ラニの魔術師塔」の入口前に出現する、完全に敵対状態となったブライヴを倒すことで、彼の装備一式(鎧、手甲、足甲)と、彼が振るっていた大剣が確定でドロップします。

ラニのイベント完遂の目安は、重要なキーアイテムである「暗月の指輪」をラニに渡し、彼女がプレイヤーに感謝を告げて旅立っていくムービーが流れた時点です。その後、祝福で休息するなどして時間を経過させてからラニの魔術師塔の前に向かうと、狂気に蝕まれたブライヴがプレイヤーを待ち構えています。

装備・アイテム名 カテゴリ 入手方法
ブライヴの鎧 胴鎧 ラニイベント完遂後、ラニの魔術師塔前で敵対するブライヴを倒す。
ブライヴの手甲 手甲
ブライヴの足甲 足甲
王家のグレートソード 特大剣

王家のグレートソードの性能

ブライヴが愛用していた「王家のグレートソード」は、筋力と知力で攻撃力が伸びる特大剣です。専用戦技「狼の襲撃」は、前方に冷気を纏った斬撃を放ちながら飛び掛かるという、ブライヴ自身の動きを再現した強力な技となっています。対人戦、ボス戦問わず高い性能を誇るため、是非とも入手したい一振りです。

入手タイミングに関する重要な注意

この装備一式と武器は、ブライヴを倒すことでしか入手できません。彼の悲しい結末を受け入れ、かつての友と戦う覚悟が必要です。また、一度倒してしまうと、当然ながらその周回プレイでは二度と彼に会うことはできなくなりますので、全ての会話を聞きたい場合は注意してください。

黒き狼の頭の入手場所について

ブライヴを倒して彼の装備一式を手に入れたとしても、「あの特徴的な狼の兜だけがない」と疑問に思うことでしょう。実は、多くのプレイヤーが彼のかぶっている兜だと思っている狼の頭は、彼自身の頭部ではなく、「黒き狼の頭」という独立した兜装備なのです。そして彼はこの兜を装備していません。

この「黒き狼の頭」は、ブライヴ本人からドロップするのではなく、全く別の、しかし彼にゆかりのある場所で入手できます。

その入手場所は、ラニの魔術師塔の南東に位置する「セルブスの魔術師塔」の裏手です。塔の入口から見て右側の外壁に沿って進むと、一部が崩れた壁があります。そこを足場にしてジャンプで乗り越えて進んでいくと、ひっそりと横たわる遺体があり、そこから「黒き狼の頭」を拾うことができます。

「黒き狼の頭」入手までの詳細ルート

  1. リエーニエ・スリーシスターズの「ラニの魔術師塔」から、南東に見える「セルブスの魔術師塔」へ向かいます。
  2. 塔の入口に向かって立ち、右側の外壁に沿って裏手へ回り込みます。
  3. 途中、低くなっている崩れた壁があるので、そこからジャンプで壁の内側に入ります。
  4. 壁の裏、塔の土台部分に横たわっている遺体を調べると、「黒き狼の頭」を拾得できます。

この兜のテキストによれば、これはかつてラニの秘密の師であった「雪の魔女レナ」が、影従の獣の証としてブライヴに与えたものとされています。そして、ブライヴ自身はこの兜をひどく嫌っていたという設定も明かされています。彼が常に兜を被らず、自身の顔を晒している理由がここにあるのかもしれません。このように、アイテムのフレーバーテキストを読み解くことで、キャラクターたちの背景にある物語がより一層深まるのも、『エルデンリング』の大きな魅力です。本作は、全世界での累計出荷本数が2,500万本を突破したと公式に発表されており、その膨大な数のプレイヤーが、こうした細部に散りばめられた物語の断片を考察し、楽しんでいます。

半狼の英雄エルデンリング ブライヴの魅力

この記事では、エルデンリングの世界で多くのプレイヤーに愛された半狼の戦士、ブライヴのイベント、背景、そして悲劇的な結末について詳しく解説してきました。彼の物語は、単なるサブクエストに留まらず、本作の根幹をなすテーマの一つである「抗えない運命」を象徴する、非常に重要なものでした。最後に、彼の魅力と物語の要点を振り返りましょう。

  • エルデンリング ブライヴは魔女ラニに仕える絶対的な忠誠心を持つ腹心
  • 彼の全イベントはラニのクエストラインと深く連動しており単独では進行しない
  • 最初の出会いは霧の森で遠吠えを聞いた後エレの教会でカーレから指鳴らしを教わる
  • イベント進行中にブライヴがいないのはバグではなくストーリー進行による正常な移動
  • 特にラダーン祭りが開催されるとイベントが中断され赤獅子城に移動するため注意が必要
  • 地底世界のシーフラ河で会うにはまずラニに仕える誓いを立てる必要がある
  • ブライヴが封牢に囚われるのは彼の宿命を案じた軍師イジーの苦渋の決断
  • 彼は最後までラニを裏切ることはなく噂は偽情報や誤解に過ぎない
  • 残念ながらブライヴを救う生存ルートは現在のバージョンでは存在しない
  • 彼の宿命は主が二本の指の律から外れた時に狂気に陥るという悲劇的なもの
  • ラニのイベント完遂後ラニの魔術師塔の前で狂気に蝕まれた彼と最後の戦いを迎える
  • 彼を倒すことでブライヴの装備一式と強力な特大剣「王家のグレートソード」を入手できる
  • 彼が被っているように見えた頭装備は「黒き狼の頭」という別の兜アイテム
  • 黒き狼の頭はブライヴ本人ではなくセルブスの魔術師塔の裏手で拾える
  • ブライヴの物語はエルデンリングの中でも屈指の悲劇でありその忠義と結末は多くのプレイヤーの心に深く刻まれる
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